小布施丸なすの里 訪問記

梅雨前の爽やかなこの時期、様々な農産物が植えつけのシーズンを迎えています。
先日小布施町へ今年の小布施丸なすについて「小布施丸なす研究会」の皆さまにお話を伺いに行ってきました。
その時の様子をお伝えします。

小布施丸なすの苗

訪れたのは4月の終わり。小布施丸なすの苗はハウスの中で順調に育っていました。
これらの苗を定植するのは概ね5月中旬から下旬だそうです。

小布施丸なす研究会 小林会長

小布施丸なす研究会 小林会長。栽培は9年目になるそうです。
丸なすの栽培は整枝剪定がなかなか大変とのこと。小布施丸なすを育てている方々は他の青果も栽培をされている方がほとんど。小林さんも杏に桃、栗とリンゴと育てている中で、それらの面倒も見ながら一緒に育てているそうです。中でも桃と丸なすが重なると言います。それでもなるべく手間ひまをかけて、大切に育てられています。

小布施丸なす研究会 関さん

昨年の小布施丸なす品評会で最優秀に選ばれた関さん。季節の野菜とさくらんぼも栽培しているそう。毎日丸なすの顔を見ながら手間ひまかけていらっしゃいます。
畑に行って気持ちよく作業ができるように、草取りを入念にされているそう。毎日楽しく歌を歌いながら、草との戦いですよとにこやかにお話しいただきました。

小布施丸なす研究会 島津さん

社会福祉法人くりのみ園で小布施丸なすを栽培しているという島津さん。こだわった野菜作りをしていきたいという事で、露地で完全無農薬の有機栽培。ご苦労も多いそうですが、これが本物の野菜だという事をアピールしていきたいそう。「小布施丸なすの粕漬け」は銀座NAGANOにも置いているそうです。

小布施丸なす研究会 富岡さん

今年から小布施丸なすの栽培を復活したという富岡さんは、畑とハウスとで栽培。他にもきのこや野菜を作っています。皆さんと情報交換しながら、収量をよくして地道にやっていって、加工についても過去にやったジュレや浅漬け、ピクルス以外にいろんかことに取り組んでみたいと話しました。

小布施丸なす研究会

この日集まって頂いた方々。小布施丸なすを大切にしていらっしゃる方ばかり。
これから丹精込めて育てられた丸なすが、7月中旬頃から店先に並び始めえるでしょう。
今から楽しみにしています。

小布施丸なすの詳細ページはこちらから>>小布施丸なす